病気という名の先生

潰瘍性大腸炎になり健康に目覚め、医者に頼らずに生きていく事を決心

潰瘍性大腸炎のための食事療法

 

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「食事が嫌い!」という人はなかなかいないでしょう。

 

良いか悪いかは置いておいて、日本は美味しいもので溢れている美食の世界で、どこに行っても美味しいご飯が食べられます。

 

しかし、潰瘍性大腸炎を患っている人は食事の制限が出てきて自分が今まで大好きだったものが食べれなくなってしまう人がいます(私もそうで、美味しいものを知らなければよかったと思ったこともあります笑)

 

今私は好きなものを食べることが出来るまでになっていて、久しぶりに大好きな食べ物を食べた時の喜びは忘れられません。

 

今回は色々と勉強して私が実践している潰瘍性大腸炎の食事療法について紹介したいと思います。

 

食事療法

 

 

潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患の人にとっては、毎日の食事は病気を治すことにもつながる大事な時間です。

 

食事療法としては「低脂肪・低刺激」の食事が基本となっています。

 

再燃期(症状の悪化)には避けた方がいい食品は増えますが、緩解期には制限するべき食品がほとんどなくなります。

 

 診療ガイドラインには、「一般的な食事制限の中で、再燃リスクを減少させるものは認められない」と記されています。

https://minds.jcqhc.or.jp/n/disp_idx_image?gl_id=G0000120&kbn=&gl_dtl_no=0036&seq=0001

 

緩解時は食事療法は関係ないと言っているんですね。

 

 私を担当していたお医者さんも、「緩解期には好きな物を食べて良いですよ」と言っていました。

 

だからといって「好きなものを好きなだけ食べていいという」わけではなく、私はこれが出来るのは本当に完治した人の話だと思います。

 

健康体の人でもめちゃくちゃな食生活をしていたらからだを壊しますからね。

 

病気になって最初の頃は、緩解期(症状が落ち着いている時期)になると我慢していた分好きなものをたくさん食べてしまい、またすぐに悪化してしまう人が多いです。

 

 そうならないためには、実は緩解期の食事がとても重要になってくるのです。

 

私は、緩解期はからだが水面下で病気と闘ってくれている時期だと思っているので、それを手助けしてあげなければ完治はできないと思います。

 

免疫力を高める食事をしていきましょう。

 

 

 

食事の際に意識すること

 

 

食事療法を行う上で意識することは、「何を食べるか」だけではなく、「どう食べるか」も重要になっていきます。

 

最初は色々な事を意識するのは大変ですが、毎日実行しているうちに習慣化していきますので、続けていきましょう。

 

 

よく噛む

 

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よく噛むことによって唾液の分泌量が増えて唾液に含まれている消化酵素が消化をたすけます。

 

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さらに食べ物を細かく砕くことによって食物繊維も健康的な便を作るのに役立ちます。

 

噛む目安ですが、回数ではなく「口の中の物が液体になる」までです。

 

私はよく噛むようになってから、食事の最中に口直し程度でしか飲み物を飲まなくなりましたし、食べるのに時間がかかる分食べる量も減りました。

 

食事中や、食後の胃に食べ物が入っている状態で飲み物を飲むのは消化酵素を薄めてしまい、消化・吸収を妨げてしまうのでおすすめしません。

 

私は病気になる前はとても早食いでしたので、「よく噛む」ということを意識し始めた時はとても辛く、自分の中でルールを作り、女性より遅く食べ終わることを目標として食事を続けていました。

 

今では女性と同じか遅いぐらいに食べ終わるようになり、男友達と食事をする際には毎回長時間待たせてしまうようになりました笑

 

 

規則正しい時間に食事をとる

 

人間は夜眠っている間に細胞の合成や修復にエネルギーを費やしています。

 

しかし、寝る前に食べたり、早く食べても寝るまでに消化できない程の量を食べ過ぎてしまうと、普段なら細胞の修復に使われるエネルギーが寝ている間も消化に使われてしまいます。

 

からだのメンテナンスに使われる代謝酵素を大量の食物を消化する為に消化酵素として浪費することによって、病気を治そうとする自然治癒力まで邪魔してしまうのです。

 

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肉食や塩分過多を抑える

 

潰瘍性大腸炎になった人は、動物性の食品を食べ過ぎないようにと言われていますが、私は肉食は特に気を付けています。

 

肉食動物の歯は全ての歯が鋭く、長く、尖っていますが、人間は噛み砕いたりすりつぶしたりするための臼歯を持っています。

 

人の歯は32本あり、穀物を噛むための臼歯(奥歯)が20本、野菜を噛むための門歯(前歯)が8本、そして肉を噛むための犬歯は4本と、穀物を食べるための臼歯の数が一番多いです。

 

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肉食動物の顎は、鋭利な歯で肉を裂いたり噛んだりするために上下運動しかできませんが、人間の顎は歯で食物をすり潰すために横にも動きます。

 

歯の比率から考えても、人間は本来は穀物や野菜・果物を主に食べていて、たまに肉や魚などの動物を食べていたと推測できます。

 

別の記事で紹介しましたが、日本にはかつて長寿の村と呼ばれた棡原村というのがあり、そこに暮らす人々の食事はほとんど植物性のもので、動物はたまに川魚を食べる程度でしたが、80歳を超えても元気なお年寄りがたくさんいる村でした。

 

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他にも日本には同じような村がたくさんあり、このことからも私たち日本人は菜食の生活をして長生きできるようになっています。

 

私は病気になる前は毎日3食肉を食べていて、これも病気になった原因の1つだと思っていますが、病気になって肉を食べる量を減らしてからは前よりもからだの調子がいいのがわかりますし、便やオナラのニオイも、肉をたくさん食べていた時と比べて臭くなくなりました。

 

塩分過多も実は下痢を引き起こしやすく、塩分の多いものが腸に入ると、それを薄めて排出しようと腸に体内の水分が集まることで便に水分が多い状態となり、それが下痢を引き起こしやすくします。

 

肉料理は味付けが濃いものが多いので、潰瘍性大腸炎にとっては最悪のコンビネーションです笑

 

美味しいのはもちろん知っていますし、私も大好きです。

 

だから私は家では菜食メインで、外食時には肉も食べています。

 

たまに食べることでお肉をもっと楽しめるようになりますよ。

 

 

玄米や全粒粉など色の付いている主食に変える

 

潰瘍大腸炎の人は基本的に食べ過ぎは避けなければならないのですが、人間の身体はいくら食べても、栄養が足りていないと食欲は止まらなくなってしまいます。

 

白米・うどん・白いパンなどは精製されており、ほとんど栄養が入っていません。

 

言い方は悪いですが、これらはただのカロリーの塊で、英語では「Empty calorie」といって、栄養が空(Empty)のカロリーと表現されます。

 

一方で、玄米やそば(添加物まみれでないもの)、全粒粉のパン(添加物まみれでないもの)には豊富な栄養素が含まれており、玄米や全粒粉のパンなどは精製されたものと比べて硬いので、よく噛んで食べなければならず、少量でも噛んでるうちに自然と食欲が満たされます。

 

私は1年と数ヶ月カナダに住んでいましたが、その時はほぼ毎日有機の玄米か、たまに全粒粉のパンを使って自炊をしていました。

 

日本に帰ってきてからも、玄米だけや、白米に玄米や雑穀米を混ぜたりして食べています。

 

砂糖も同様に白砂糖は避け、黒糖・きび糖・てんさい糖などのミネラルの含まれているものを使った方がベターです。

 

 

食材の質に気を付ける

 

今の食材のほとんどが大量生産のために効率化されて作られており、そのため様々な有害物質が食材に添加されています。

 

野菜であったらGMO(遺伝子組み換え作物)や農薬、天然の魚であれば有害ミネラルや環境ホルモン、養殖の魚や畜産業界では成長を早めるためのホルモン剤、不衛生な環境でも病気にならないように大量の抗生物質が投与されています。

 

さらに加工食品であれば大量の添加物、油であればトランス脂肪酸も避けるべきです。

 

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こう並べて見てみると、「食べるものがほとんどない・・・」と思うかもしれませんが、しっかり消費者のことを考えてくれている素晴らしい生産者の方たちもいらっしゃいます。

 

加工食品であればしっかりとパッケージの裏を見たり、肉、魚、野菜など今の便利な世の中では、調べればすぐに質の良いものを手に入れることができます。

 

魚は、汚染されていない海で獲れたものを新鮮なうちに食べるようにしましょう。

 

最初は手間がかかって面倒に感じるかもしれませんが、ここを妥協してしまうと完治からは遠ざかってしまいます。

 

自分のお気に入りの購入場所を見つけてしまえばあとは手間がかからないので、よくリサーチして見つけましょう。

 

高いと思いますが、外食に比べたら安いですし、何よりも食材の質が良いととても美味しいです。

 

調味料も今では化学物質まみれのものが普及しており、これもしっかりとパッケージの裏を見て、普通の食材以外のものが入っていたら買わないように注意しましょう。

 

質の良い食材に、質の良い調味料を使って作った料理はとても美味しいですよ。

 

今の時代全てを徹底するのは難しいですが、少しずつ食材の質を変えていきましょう!

 

抗酸化食品を食べるようにする 

 

潰瘍性大腸炎の原因として、活性酸素(増えすぎてしまうと細胞にダメージを与えてしまう)が増えすぎてからだの抗酸化能(活性酸素を除去する力)が追い付かなくなってしまったことが考えられています。

 

したがって、抗酸化作用(酸化を防ぐはたらき)をもつ食品を外から摂取することも大事になってきます。

 

抗酸化作用をもった食品は主に野菜や果物で、ファイケミカルやビタミン・ミネラルが豊富に含まれており、それらが抗酸化作用としてからだの中ではたらきます。

 

ファイトケミカルとは植物に含まれている化学物質全般の事を指していて、植物栄養素とも呼ばれます。

 

ファイトケミカルは果物や野菜の色素や辛み成分に多く含まれていて、それが体内では抗酸化物質として作用します。

 

化学が進歩してこういったことがわかりましたが、私たちは本能的に野菜や果物がからだに良いということはわかっていますよね。

 

食材は大きく分けて7色に分けられ、それらをバランスよく摂取することが大切で、同じ色のものばかりを食べ続けるのではなく、7色の野菜を組み合わせることで相乗効果が高まるといわれています。

 

それでは覚えやすいように色別に含まれている抗酸化物質と、その物質を含む食材を紹介していきます。

 

  •  赤(抗酸化物質はリコピン、カプサイシンなど):トマト、スイカ、赤ピーマン、唐辛子
  • オレンジ・黄(抗酸化物質はβ‐カロチンなど):人参、カボチャ、オレンジ、トウモロコシ
  • 白(抗酸化物質はタンニンなど):ニンニク、玉ねぎ、ショウガ、大根、レンコン
  • 緑(抗酸化物質はβ‐カロチン、カテキン、クロロフィルなど):葉野菜、ピーマン、豆類
  • 紫(抗酸化物質はアントシアニン、ポリフェノールなど):ブドウ、ブルーベリー、赤ワイン、紫芋、ナス、赤じそ
  • 茶(抗酸化物質はポリフェノール、ルチン、β‐グルカン):全粒粉、雑穀、蕎麦、ごぼう、キノコ類
  • 黒(抗酸化物質は、アントシアニン、フコダイン、リグナン):黒ゴマ、黒大豆、ワカメやモズクなどの海藻類

 

これらの食材を上手に組み合わせて食事をすることをおすすめします。

 

幸運なことに、和食にはこれらの食材を使った料理が多く存在します。

 

和食が世界に認められたように、和食はとても健康的な食事です。

 

日本人として生まれ育ってきたほとんどの人が親しみやすいと思うので、ぜひ和食を食事療法に活用してみてください。

 

和食が苦手だというかたも食材はいくらでも応用が利くので、自分だけの健康レシピを追求するのもいいですね。

 

ファイトケミカルは主に皮や皮と実の間に含まれているので、皮ごと調理してください。

 

しかし、1つだけ注意していただきたいのは農薬で、せっかく健康のために野菜や果物を食べていても、農薬まみれでは本末転倒となってしまいます。

 

野菜や果物を調理で使う際はしっかりと洗いましょう。

 

水だけではなかなか農薬は落ちないですし、食器洗い用洗剤では界面活性剤により食材を傷めてしまいます。

 

私は「やさいくだものあらい」という野菜・果物専用の洗剤を使って洗っています。

 

※クリックすると購入画面に飛べます

 

成分はもちろん100%天然成分です。

 

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使い方も簡単で、水にキャップ1杯の液体を入れてその中に野菜や果物を5~10分浸すだけです。

 

私は毎日リンゴを食べているので、一度に3~4個こんな感じでまとめて漬けて農薬を落として保存し、食べ終わったらまた新しいリンゴを漬けて・・・というのを繰り返して使用しています。

 

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野菜も下準備をする前にまず野菜を液体入りの水に漬けて、それから調理器具を準備します。

 

準備は終わるころには5分以上あっという間に経っているのでストレスになりません。

 

水の色が変わっているのを見るとなかなか引きますよ。

 

このわずかな手間(手間と感じていませんが)が今の薬を飲んでいない自分を作っていると思います。

 

こういった小さなことから変えていきましょう。

 

送料が700円かかってしまい少し高く感じますが、病院に行って薬を買う値段に比べたら遥かに安いですし、私は自分で病気を治すと決めてからは、質の良い食材やこういった製品にお金をかけるようにしています。

 

無農薬野菜を食べるのが一番ですが、日本は世界の農薬使用量のトップ3に常に入っている国で、なかなか手に入りません。

 

農薬の使われている野菜を使って調理をする際には、しっかりと農薬や雑菌を落とし、食材を「一物全体(食材を丸ごと使用するという意味)」の考えで調理し、野菜の栄養を無駄にせず全ていただくようにしましょう!!

 

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家庭で料理する人はぜひ一度使ってみていただきたいです。

 

 

食材に感謝し気分の良い状態で食事をする

 

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日本には食べる前に「いただきます」と言う素晴らしい習慣があります。

 

毎日普通に食事が出来る人は食べることのありがたさを忘れてしまいますが、潰瘍性大腸炎を患っていて、症状が再燃している時には満足に食事をすることができません。

 

私は症状が酷いときにはしばらく食事ができず、何とか症状が落ち着いて食事ができるようになった時に一口食べた豆腐がまるでごちそうのように感じ、その時に普通に食事ができることがいかに素晴らしいことかに気付きました。

 

それから食事の時には毎回「その食材のいのちをいただくこと」と、「今この瞬間に食事ができること」に感謝をしながら、「いただきます」と唱えて食事をするようになりました。

 

誰か他の人と食事をする際にも、できるだけ一緒に食事をしていて心地の良い人と食事をするようにしています。

 

食事の際に不快な気分だったり、イライラしながら食事をすると、腸にも悪影響を与えてしまい、しっかりと栄養を吸収することができませんし、何よりも食事を楽しめなくなってしまいます。

 

食事をただの生活の一部と捉えずに、「大事な時間」だとしっかり意識しながら食事をするようにしましょう。

 

長く続けていると自ずと症状も落ち着いてきて、食べれるものも増えてくるようになります。

 

私は避けていた食べ物が食べれるようになる度に感謝をし、それがまた症状を改善させることにつながるといういい循環ができています。

 

今これを読んでいて、症状が悪化していて好きな食べ物を我慢して生活している人は、今食べれるものに感謝しながら食事をしましょう。

 

自然と症状が落ち着いてまた食べれるようになりますよ(^^)

 

 

 

まとめ

 

 

私が実践している食事療法をまとめると

 

  • よく噛むことによって消化・吸収をしやすくする

 

  • 規則正しい時間に食事を取り、お腹いっぱいの状態で寝ない

 

  • 穀物や野菜を主食とし、肉や魚はたまに食べる程度にする。

 

  • 味の濃い食事は下痢を引き起こしやすいため控える

 

  • 主食を白米や白い食パンではなく、玄米や全粒粉のパンなど栄養素の含まれているものにする

 

  • 農薬や遺伝子組み換えの作物、ホルモン剤や抗生物質が使われている動物、添加物やトランス脂肪酸など、質の悪い食材をできる限り避ける

 

  • 野菜や果物などの抗酸化物質が豊富に含まれている食べ物をできるだけ丸ごと食べる

 

  • 食材や、今食事ができることに感謝をしながら食事をいただく

 

この中で実践できそうだなと思ったことは取り入れていただけたらなと思います。

 

いくら病気になり辛くなっても日々の生活があり、なかなか自分の習慣を変えることができません。

 

しかしそそれでは難病を治すことはできないので、できることから少しずつ始めていきましょう。

 

完治を目指して頑張りましょう!!

 

 

 

あなたの健康を願っています。